最初で最後の恋。
〜二人の会話〜

「ねぇ雅」

「ん?なに」

「今言うことじゃないんだけどね、入学したのね、」

うんうんと頷く雅

「王龍って知ってる?」

と私が声をかけるとピクッと、眉を動かす

「あぁ。知ってるとも、アイツらが麗美を狙ってることも俺は知っているだが、俺は許さん」

ぷりぷり怒ってる雅をみて

「ふふっはいはい私も関わる気サラサラよ笑」

2人で会話しながら街中を歩く

周りからは

「わぁ、なんて美しいの。」や

「かっこいい!美男美女ね」

「お金持ちなのかしら」

などと色々な声が上がる

「私たちのこと噂してる見たね雅」

彼は嬉しそうにニコニコする

「あぁ。俺は嬉しいな」

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