イケメン芸能人と溺愛シェアハウス♡
突然、ソファの後ろから低い声がして、バッと勢いよく顔を向けると。
眉間にシワを寄せた相良くんが立っていた。
「おー、雫久おかえり。早かったね」
と私に覆いかぶさったまま相良くんにそう言う曜さん。
「おーじゃなくて。警察呼ぶよ」
えっ?!け、警察?!
思っても見なかったワードが相良くんの口から飛び出してきたのでびっくりして固まっていると、曜さんが慌てて私から離れた。
「違う違う!練習だよ、練習!付き合ってもらってたの!」
「練習って……」
不機嫌な表情のままの彼に、私もスッと台本を見せる。
「これの……練習を……」
「はぁ……読むだけでなんであんな体勢に──」
♪〜♪〜♪〜
呆れたようにため息混じりに相良くんが話していると、突然、どこからかスマホの着信音が聞こえた。
「ごめん、俺だ。そうちゃんから。ほんとごめん!ちょっとふざけただけだから!純恋ちゃんもごめんね!」
曜さんは早口でそういうと、電話の通話ボタンをタップして部屋へと行ってしまった。