一夜の過ちで授かったら、極上御曹司に娘ごとたっぷり溺愛されています
朝食を食べ終わり、用意を済ますと3人揃って家を出た。
すっかり顔なじみになったコンシェルジュのお姉さんに、真由は手をふりながら、「いってきまーす」と笑顔を向ける。
開き直ったようにあの日から朝は真翔さんも堂々と保育園の駐車場に車を止め、自ら真由の手を引いて園へと送って行く。
そのため、帰りに真由のお友達のママからも、はっきり関係を聞かれるまでになった。
そんなときは真由が「パパよ」と嬉しそうに答える。
私は人からどう思われようが構わないが、真由に支障がでてはいけない。そう思っていたが、真由がきっぱりと言い切ってくれるお陰か、みんな優しく受け入れてくれている様な気がする。
今どきシングルも、離婚も珍しくないようで、「よかったね」「イケメンね」そんな風に興奮気味に言ってくれるママたちに、驚きながらも嬉しくなる。
今まで余裕がなくて、必要最低限の会話しかしててこなかったが、ママたちと距離が縮まった気がする。
それもみんな真翔さんのお陰だ。