余命2ヶ月の少女は総長と恋に落ちる

「紹介してきたよー!」


「ありがとな絢兎。よし、お前は今日からこの倉庫の一室に住め。俺らも一室に住んでるし」

もうこの際どうでもいい。

「…わかった」

2ヶ月したら死ぬのだから、それまで誰1人にも心を開かなければいい話だ。


「家賃はいらない。ガス代水道代は割る。

で、お前名前は?」


「七瀬、透花…」


最悪な毎日が始まる気がした。


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