彼の仮面を外す時
痛い、痛い。身体中が燃えるように熱い

「や、きょう」

と声を振り絞って出してみるが届くわけが無い

と諦めていたら、パタパタと走る音が聞こえる

あぁ。これで大丈夫だ。

「凛華!おい?!なんでこんな血だらけなんだ」

と駆けつけてくる

「保健室に行こう」

と、凛華を抱えて走る

「大丈夫だからな!」

とベッドへ私を置いて応急処置をしてくれる

凛華は意識が朦朧とする中

「八京、あのね、私って…ここにいちゃ、だめだね。」

と、涙を流しながら言う。

「そんなことない。お前はここにいろ」

と、説得をするや八京

みんなは話を聞く暇などなくせっせと凛華の治療に励む
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