星は瞬き君に微笑む
「このペンダントは大切だけど、星が好きなのはもっと違う理由なの。」







ペンダントは初めてお母さんと2人でお出掛けしたときに貰ったもの。








もちろん大切。宝物。








でも、星は好き。好きだけど、ペンダントとは違う。








「睦葉はさ、なんで星が輝いてると思う?」







睦『俺?俺は…何かを伝えようとしてる、とか?』






んー、それもそうだけど…







「ちょっと違うかなー。あくまで私の意見だけど、星は私達に忘れないでねって、私は個々だよって教えてくれてるだと思うの。」







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