星は瞬き君に微笑む
【智和】


「5歳の頃の話をしようか…」




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あれは、5歳の時だった。


私達が暮らして場所は、賑やかな住宅街とは全然違った静かで自然が豊かな山の方だった。



私と春とお母さん、お父さんの4人。



回りにお友達は居なかったけど、お母さんとお父さんが一緒に遊んでくれていたから、寂しくはなかった。




でも、ある日。




明るい住宅街の方面から無数のバイクの音が聞こえた。




お父さんとお母さんは何を知ってるのかすごく慌てていたのを覚えてる。



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