わたしのヒカリ

学校の近くの緑道公園まで来た。
近くのベンチに座った


はると「ありがとな」


はるとくんは一度空を見上げ私の顔を見た


「うんん。お礼を言うのはこっちだよ!!」


はるとくんは、少年の様に歯を出して笑った
私はこの時間がとても幸せだったんだ
ずっとずっと続くと思っていた

この時の私ははるとくんが病気なんて忘れてたんだ
私が気付かないだけで、病魔はどんどん進行していた

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