砂漠での甘い恋~女医は王子様に溺愛される~
するとアムジャドは、私を抱きかかえて、ベッドに運んでくれた。

私を見降ろすアムジャド。

その瞳は、とても優しいものだった。

「チナ、愛してる。」

「私もよ、アムジャド。」

そして私達は一つに繋がり、体温を分け合った。


二人で暮らすと言って、不動産を探し始めたのが一変、アムジャドの国で一緒に暮らすようになるかもしれない。

そして私は……

「アムジャド……私、怖い。」

「大丈夫だよ。僕が付いている。チナは何も心配する事はないよ。」

アムジャドの吐息がかかって、体が熱くなる。

この熱を感じる限り、私はアムジャドと困難を乗り越えていけると思う。

「チナ。君意外に、僕を熱くさせる女性はいないよ。」

私は夢のような世界の中で、幸せを感じていた。
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