君以上君以下




記憶がない?


「悠くんは、事故に巻き込まれて私の働いてる病院運び込まれたの。」


「病院?」


「私は医者で、悠くんの担当医をしてたの。」


私は雅さんから目を逸らした。


「意識が戻った悠くんは記憶を失くしてた。わかるのは自分の名前だけ。それ以外は何も覚えてなかった。家族も、友達もあなたのことも.....」


突きつけられた事実に胸の痛みは増すばかりだった。

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