最後の手紙
5.手紙

 追伸

 これは僕が日本語で書く最後の手紙になります。

今後、ワタクシからの愛の言葉を授与するためには、英語を学んでいただかなくてはなりません。

葉月、さん、の英語の成績を良く知った上でこのようなことを申し上げるのは誠に心苦しいのですが、その点、甘やかしすぎたなー、などと、自分の将来を推し量る能力の低さに、嘆息するばかりであります。

しかし同時に葉月さんの恐ろしいまでの国語力から、ほとんど無理に近い暴挙でもって、潜在能力には期待しておりますので、期待させた以上は裏切らないで下さいますよう、よろしくお願い致します。


 追伸以上。また会いましょう。


 松宮隆一朗

< 23 / 23 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:2

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

月とバイオリン

総文字数/43,641

ファンタジー125ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
 ヴィクトリア朝倫敦にようこそ。 闇が闇であったころ。 影が影であったころ。 光が輝いていたあの時へ。 そしてヴァイオリンはうたうのです。 まどろみのなか、夢をみて。
おいしい紅茶を飲む前に

総文字数/21,653

ファンタジー78ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
ロンドン。 それは世界の中心である大都会。 その地に足を踏み入れたものは、必ず混沌の餌食となる。 のだったら、怖いと思う。 ――舞台はヴィクトリア朝、女王陛下の大英帝国。わがまま娘のロンドンデビュー、見守っていただけましたら幸いです♪
マイスィートアフタヌーン

総文字数/31,556

ファンタジー102ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
彼女はキラキラと、光よりも輝いていた ――僕の記憶の中で

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop