君の好きな人が私だったらいいのにな。
「あらおはよう、もう出るのー?」

「あーうん、もうちょっとしたら。」

「朝ごはんは?食べる?」

「うん、ありがと。」


用意してもらった食パンをかじりながら

ぼーっとテレビの天気予報に目をやった。


「天気、よさそうでよかったわねぇ。」

「ん。……大丈夫だよ、侑晴れ男だから。」

「それもそうね。」


本人には自覚はないだろうが

侑とどこか行った時に雨だった試しがない。
< 123 / 439 >

この作品をシェア

pagetop