君がいるだけで、世界は輝く
「あ、返信来た。みんなが、合う日か、
 みんなに聞かなきゃな」

スカイツリーか、楽しみだなぁ〜

「ねぇねぇ、」

「何?」

「あの人達が、水川さんの事呼んでたよ。」

「あ、ありがとう」

その子が指を差した先にいたのは、
知らない子達だった。

なんの用だろ?

「えっと、私のこと呼びましたか?」

「うん!あのさ、ちょっといいかな?」

「はい、」

女の子が3人いて、その子達について行った

「あのさ、桜喜とはどう言う関係?」

「桜喜くんですか?友達?ですかね」

「じゃあ、もう桜喜と関わんないで?」

「え?なんでですか?」

「え〜?あんたが、邪魔だ、か、ら!」

アハハハハッ

その子は、笑っていたけれど、
目が笑ってなくて、とても怖かった。

「桜喜くんと、友達辞めてね?分かった?」

正直とても怖かった。
でも、桜喜くんのあのかっこよくて、
真っ直ぐな笑顔が見れないのは、
もっと嫌だった。

「嫌、です。」

「はぁ?あんた何言ってんの?」

「調子乗ってんじゃないわよ!」

「私は、仲良くしたい人と仲良くします。
 貴方達にとやかく言われる筋合いは、
 ありません。帰ってください。」

「へぇ〜、いい度胸じゃん。」

「あんたの事、本気でぶっ潰してやるから」

「そうですか。ちなみに、この会話録音
 させて貰っているので、今大音量で
 流させてもらっても構いませんが。」

「はぁ?そんなの出まかせでしょ」

「流しましょうか?」

「っ、も、もう行こ」

はぁ〜〜〜、怖かった〜

あ、もちろん録音なんてしてませんよ?

自分でも、よく言い返せるなぁって
思うんですよ。

不思議で、仕方がない。桜喜くんパワー?

なんちゃって…なくも、、、ないけど

「教室、戻ろ」

今日は、悪夢みそう…
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