にびいろのなかのひかり 鈍色の中の光
「ごめんなさい…
気分、悪くしたでしょ」
原さんに謝った
「いや…
ごめん、なんか上手く話せなくて…」
「別に、大丈夫
それは、ぜんぜん気にしないで…」
あ、原さん行っちゃった…
怒ってる…?
カートを押してくれてる原さんを
後ろから追いかけた
原さんと腕組みたいな…
さっきの先生達みたいに
でも、なんか…
そんな雰囲気じゃないな、原さん
絶対、気にしてる
「他にいるのある?」
原さんが急に振り向いたから
少し驚いた
「んーん…
特にないかな…」