その溺愛、重すぎます!〜甘い王子様の底なし愛〜
「だからここは俺にカッコつけさせて?」
そのように言われてしまえば、粘ることのほうが相手にとって迷惑だろう。
ここは素直にお礼の言葉を口にした。
「ありがとう……」
「どういたしまして。
もう少しで案内される時間だね」
時間を確認すると、上映時間まであと少しとなっており、すぐに案内のアナウンスが流れた。
私たちが観るのは、芽衣ちゃんに推された恋愛映画だ。
観る映画が決まっていないなら、ぜひこれにするべきだと言われたため、芽衣ちゃんオススメの恋愛映画を選ぶことにした。
「楽しみだな……」
あらすじだけ見たけれど、三角関係の学園恋愛モノで、最後は感動のラストということだった。