その溺愛、重すぎます!〜甘い王子様の底なし愛〜



こんな地味な女が横にいて、変に注目されるのが嫌だと思っているかもしれない。

自分なりに頑張ったつもりだけれど、地味なものは地味なのだ。


「あの、本当にごめんね……橘くん」

「謝らないで。
むしろ俺とデートしてくれてありがとう」

「そ、そんな……!こんな地味な私が橘くんのとなりにいて本当に申し訳なくて……」

「……えっ、誰が地味なの?まさかこんなダイヤモンドのような輝きを放っている姫野さんが地味だとか言わないよね……?え、誰がそんなこと言ったの?俺そいつ許せないよ」

「みんな優しいから、黙ってくれてるだけで……私は本当に地味で冴えない女だから……」


なのに橘くんのとなりにいるだなんて、本当に恐れ多い。

またマイナス思考に陥ってしまい、橘くんの前でも落ち込んでしまう自分をどうにかしたい。

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