永遠、というものがあれば
その時、そんな私の手をそっと握ってくれたのはカズくんで。



「あいつを信じろ」



耳元で囁いて、つないだ手をぶんぶん振ってくれた。


うん!ありがと。



相変わらず視線も合わないし、今は遠すぎる陽斗との距離だけど、



私はこんな素敵な曲をつくる陽斗のこと応援するって決めたから。



こんなことぐらいで落ち込んでちゃだめだよね!
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