永遠、というものがあれば
「違いますよ」



再び否定する私にハルコさんはパソコン画面に向き直りながら言ったんだ。



「ハイハイ。…あ、明日から連続取材入ってるから、アシスタントお願いね」



「はいっ!」



取材に行けるのは滅多にないチャンスだ。



「ありがとうございます!」



「詳しいことは明日朝イチで知らせるから」



時間大丈夫?と一言付け加えられたハルコさんに



時計を見てびっくり!



「すみません!失礼します!」



私は会社を飛び出した。
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