【完】溺愛男子の愛し方
その2 教育

「勉強」 鈴花 side


鈴花 side


「であるから、ここは……」


夏休みのとある日


修の家で、私と修が勉強していた


修は、私がわからない所を解決してくれていった


すごくわかりやすい


さすがだなー……


「……鈴」


「何ー?」


問題を見ていた目を修に移した


「鈴が顔見せてくれないと、俺やる気でない」


修は、甘えたいと言わんばかりの表情をしていた


「……じゃあ、ずっと見てて」


自分にこんな言葉が出てくるだなと少し驚いた


「……見てるだけじゃ足んない」


そう言って、私を床に押し倒した


「勉強は??」


「鈴にとっては、これも勉強だ」


そう言いながら、メガネを取って、私の首筋に顔を近づけた


「キスマークだけは、つけないでね……」


私は顔を赤くして、顔を反対側に逸らして言った


「あとで俺にもつけてもらうから、許して」


首元でそう言って、強く噛んだ


「っ!」


私は目を瞑って、眉間に皺を寄せた
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