【短編】出逢いがしらに恋をして 番外編 ジュリオ・サイド
俺はチラッと枕元の時計に目をやった。

5時18分。

家を出るのは8時。
……まだ、なんとかなるか。

俺はひよりを抱き寄せ、薄紅色の唇に自分の唇を重ねて、
手を肩から胸に滑らせていく。

「あっ、えっ、でも……仕事に」

戸惑うひよりの耳元でささやく。


「ひよりがいけない。可愛すぎるから……」
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