愛され妹っ。


1時間経って、由奈さんがリビングに出てきたが

「まだ、この後ママが入るから、貴方は最後でいいわよね?」


「…」


「優樹菜、部屋行こ」


「え?うん」

恵都兄は、私の腕を優しく引いて
恵都兄の部屋に行った。


「そういえば、2階にも使ってねぇ風呂あるから、そっちで入れば?」


「…怒られない?大丈夫?」

「誰に?」

「おばさん達に…」

「は?元々俺らの家じゃん」

と、多少キレモードに入ってしまった。


「なんか言われたら、俺に何でも言えよ。遥にも言えば、守ってくれるはずだし」

「うん‥」


「風呂場の脱衣所の扉閉めて、待っててやるから、もし例の2人が来ても言い返してやるから入ってこいよ」

って、言ってくれたからお風呂に入る事にした。

お湯は足さなくても、シャワーで充分だった。
それよりも、心を落ち着かせたくて、部屋で寝たい。

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