その男、イケメンエリートにつき冷酷そして甘党
健太郎は社長室から出てきたロビンを待っていた。
すぐにジャスティンの所へ連れて行き、簡単な自己紹介をさせる。
すると、ロビンはたどたどしい日本語で挨拶をした。
健太郎が驚いてロビンを見つめると、ロビンは困ったように微笑んだ。
「日本語を上達させるためには、使う事が一番だって言われました。
だから、ここでは日本語でコミュニケーションを取って下さいと」
ジャスティンはいつものあどけない笑みでロビンを見てる。
「そんな頑張らなくても大丈夫だよ。
英語でもベトナム語でも大丈夫。
って言っても、俺はベトナム語は分からないけどね」
ジャスティンはそう言いながら、ロビンに握手を求めた。
ロビンはすぐに手を差し出し二人はにこやかに握手をする。
「でも、私は日本語が早く上手くなりたいと思ってます。
だから、頑張ります…」
ジャスティンは楽しそうに健太郎を見て目配せをした。
「じゃ、仕事のやり方や内容は、明智君に教わって。
あ、でも、明智君より謙人の方がいいのかもしれないな。
マイマイの時は俺が教育係で、順番でいったら次は謙人だから。
明智君、それでOK?」
健太郎は頷けなかった。
その感情をジャスに読み取ってほしい。