甘くて意地悪な後輩クンの誘惑
ここはプライドを全て捨てるしかない。

「…ありがとう、お願い」

私は青葉くんに向かって頭を下げた。


先輩らしからぬ言動ではあるが、
もうなりふり構っていられないのだ。

とにかくこの資料を
一刻も早く完成させなければいけない。



「先輩、頭を上げてください」


青葉くんは優しい声色で私に声を掛ける。


ゆっくりと顔を上げると、
会社で他の社員に見せる表情とも違う…

優しい微笑みを浮かべていた。
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