アイドル絶対殺戮戦線
「私、小田さんに1つ謝らなきゃいけないことがあるんだ」


なるべく刺激しないよう、静かに語りかける。


「は……?」


「うんそうだよね。この状況で、って思うよね。でもこの状況だからこそ聞いてほしい。……小田さん、私、ノートの中身見ちゃった」


ちろりとピンクの舌を覗かせてみれば、「はあぁぁぁ!?」と小田さんは腕の下で絶叫した。


「小田さんリアクション女王だなぁ。アイドルになったら、ドッキリ番組でも出ればいいよ」


「そ、そうじゃないだろッ!! ふざけんな!!!!」


「あ、怒っちゃった? やっぱりそうだよね……。でもそんなところでぶらぶら揺れてたんじゃ、私に仕返しすることもできないけどね」


はっ、と鼻を鳴らしてやれば、小田さんは足をジタバタさせた。でももちろん、私に届くことはない。
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