先生!好きだからっ!!~どうしたって忘れられない人はいるものです~
髪の長い遠目から見てもわかるほど綺麗な…人……

ふと
『えりな』
と表示されたスマホが思い浮かんだ。

きっとそうだ…
あれが
『えりな』さんだ…。

彼女だよね…



「瀬戸口さん。お願いします。来週つきあってもらえますか?」

その彼女と腕を組む伊奈先生を見て、その姿を振り払うように瀬戸口さんを見た。

「おう。練習は?」

「もちろんありますよ。けど、夕方はやめに切り上げます。」

「俺もあるから。じゃぁ土曜日の夕方にしよっか。」

「はい。」

「先輩にアポ入れとくよ。」

「ありがとうございます!」

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