先生!好きだからっ!!~どうしたって忘れられない人はいるものです~
学校や友達にはバレないように細心の注意を払った。

バレたら先生もクビになるし…
わたしもやめさせられる…

それだけはやだったし…

会えなくなるのは…
絶対やだった…



夏休みの終わり頃…
わたしは先生の家で…
先生に…抱かれた…

その頃には2人のときは先生のことを亮平くんと呼んでいた。

「亮平くん。」

呼ぶと、いつも

「ナマイキ」

って言いながらわたしのおでこをピンってはじく。

けど、いつも優しくわたしを包んでくれたし…

「彩…サイコーだよ。」

って我を忘れてわたしを抱く先生が…大好きだった…

そしてその頃からわたしは…バレーに対する情熱を…

失って行った…

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