先生!好きだからっ!!~どうしたって忘れられない人はいるものです~
彼氏もできた。
1年の時にバイト先の同級生の男子と付き合った。
一緒にいて楽しかったし…堂々と2人で街歩けたし…
わたしの彼氏ですって紹介もできたし…
けど…
やっぱり…
ちがうんだ…
先生じゃないんだ…
それで…別れた…
しばらく1人でいたのだけど…
サークルの一個上の先輩の浪川大智と一度映画を観に行った。
「彩実ちゃん。忘れられない男いる?」
大智は1回目のデートでわたしの心の中に先生がいることを見抜いた。
「俺とつきあう?」
「浪川さんもそうなの?」
「やっぱわかる?」
得てして…わたしたちはお互いの傷をなめあうような付き合いを始めた。
大智もやっぱり高校の時の彼女がわすれられなくて誰とつきあってもうまくいかないらしい。
「けど、忘れられないっつったって、相手は俺を忘れてんだからどうしようもないことわかってんだよな。それでもずっとここにいる。」
と、自分の胸をトンっとたたいた。
「彩実といたら、全部わかってくれてるから楽でいいよ。」
「うん。わたしも。」
1年の時にバイト先の同級生の男子と付き合った。
一緒にいて楽しかったし…堂々と2人で街歩けたし…
わたしの彼氏ですって紹介もできたし…
けど…
やっぱり…
ちがうんだ…
先生じゃないんだ…
それで…別れた…
しばらく1人でいたのだけど…
サークルの一個上の先輩の浪川大智と一度映画を観に行った。
「彩実ちゃん。忘れられない男いる?」
大智は1回目のデートでわたしの心の中に先生がいることを見抜いた。
「俺とつきあう?」
「浪川さんもそうなの?」
「やっぱわかる?」
得てして…わたしたちはお互いの傷をなめあうような付き合いを始めた。
大智もやっぱり高校の時の彼女がわすれられなくて誰とつきあってもうまくいかないらしい。
「けど、忘れられないっつったって、相手は俺を忘れてんだからどうしようもないことわかってんだよな。それでもずっとここにいる。」
と、自分の胸をトンっとたたいた。
「彩実といたら、全部わかってくれてるから楽でいいよ。」
「うん。わたしも。」