幽霊高校生のまつりちゃん
その日の夜。私はコンビニで貰ってきた求人雑誌を広げながら、ベッドの上でSNSをチェックしていた。
今までずっとSNSとは無縁の場所にいたけれど、そろそろやらないと取り残されると思って、これも高校入学を機に慌てて始めた。
……あ、みんなランチの写真もう載せてる。
顔の広い璃子はフォローもフォロワー数も桁違い。なにかを呟くたびにすぐに誰かがコメントを入れてくれる。
私も遅れないように、ランチの写真を上げて【大好きな友達としゃぶしゃぶ】という文字を書き込んだ。
すぐに早織と谷野ちゃんが反応してくれたので、私もすかさずふたりのSNSに【また行こうね】とコメントを書いた。
スマホなんて天気予報とアラームぐらいしか使い道がないと思ってたのに、今では暇さえあれば癖のようにSNSを開いていて、ついつい色んな人のアカウントまでチェックしてしまうようになっていた。
クラスメイトや同じ高校の人たちも、ほとんど毎日なにかしらを呟いているし、辿れそうなワードを検索してアカウントを見つけたりもする。