大切なあなたへ~ありがとう~
夏美「さてと俺も寝るか」




父「お前のせいだ」

母「あんたがいなければ」

父「お前なんか死んじまえ」

母「それいいね、いっそうの事、殺しちゃおうよ」

父「殺し屋に頼むか」

夏美「や、やめて」

母「うるさいなー」

父「うっせんだよゴスッ」

夏美「ッ!!」

母「いいや、こいつ追い出しましょうよ」

父「じゃあ、1晩こいつをサンドバックにして、追い出すか」

私がいなければお兄ちゃんはあんなことになってなかった

もういいや

死にたい

死にたい

死にたい

夏美「殺してえええええ!!!!」







ガバッ

夏美「はぁ、はぁ、はぁ、夢?」

夢「夏美大丈夫か?」

夏美「あぁ」

夢「顔色わるいぞ?ほら、水」

夏美「ありがとう」

夢「過去か?」

夏美「あぁ」

夢「私で良かったら相談乗るよ?」

夏美「ありがとう、で、今何時?」

夢「6時」

夏美「もうそんな時間か」

夢「学校行くの?」

夏美「あぁ、仁とな」

夢「何時に出る?」

夏美「7時30分」

夢「ちょっと待ってて」

夏美「あ?わかった」
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