愛執身ごもり婚~独占欲強めな御曹司にお見合い婚で奪われました~
涼介さんは、私を温かい気持ちにさせる魔法を使えるみたい。
母になっても変わらずに私を甘やかしてくれる涼介さんが、いとおしくて堪らない。


「菜緒、愛してるよ」


耳元に吐息交じりの声が響いた。
胸の奥がキュンと締めつけられる。


「私も、愛してる……」


いつか美結もいとおしい人と出会い、そのかけがえのない存在と一緒に家庭を築いて、大切な家族ができるだろう。
美しい縁で結ばれた私たちのように。

私の夢はもう叶ったけれど、いつか涼介さんが小学生の頃に描いたお城のようなマンションに住み、この先もずっと家族みんなが幸せでいられたらいいなと思った。

私たちのご縁は、いつまでも続いてゆく。


終わり
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