𝒄𝒉𝒐𝒄𝒐𝒍𝒂𝒕𝒆.II
「とにかく、菓子だけ渡すとかナシだから」



和弥は黙っている私にいった。




「…でも、私はいらない。帰る」




私は歩いていって、和弥のバイクにポテチを置いた。




「…………………………………ったく仕方ねーな。送ってやるよ」




和弥が折れた。




私は目を見開いた。




だって、あの和弥が折れたんだよ?




超意地悪な。(←余計)
< 11 / 204 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop