流れ星に願いを…〜星空に流れる一粒の涙〜
「きれいだね。」





先に無音の世界を破ったのは

あたしだった。




「きれいですね。こんなに

きれいな星空見たの

今までないですよ。」




「あたしも。

流れ星も何年ぶりに

見たかなぁ。」




「俺もです。」



今は会話なんかしなくても

感じてる事は同じだと

仁の瞳が物語っていた。




何分か前は不安だったのに。

仁の瞳を見ただけで

口数は少なくても

仁とあたし、

不思議な空間

時の中で

繋がってる。





そう、なぜか

不思議と思えた。

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