流れ星に願いを…〜星空に流れる一粒の涙〜
測定した後

エアーピンセットで

製品を取り出そうとしたら

指定の場所に置いたはずの

エアーピンセットがない。

後ろで

次に測定する為

仁が待っている。

あたしはあせって探していると

仁が心配してくれて

声をかけてくれた。

「どうしたんですか?」

「エアーピンセットがないの。

置いたはずなのに。」

仁は笑って

「何言ってんすか、左手に

持ってますよ。」

ホントにおかしそうに笑った。

あたしは

顔が赤くなっていくのが

自分でもわかった。

まぢ、恥ずかしい。

ちょっとおかしな人に

思われちゃうよ。

「ごめんねぇ。

馬鹿みたいだね、あたし」

「ゆみさんって天然ですよね。」

「友達にも言われるよ。」

赤くなった顔を

見られたくなくて

下を向いたまま

笑った。








その瞬間、
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