泡沫夢幻


父や継母は何も言わなかった。

和達たちが何をしようが、
全く興味を示さなかった。


姉は髪の毛を金髪に染め、
いくつもの傷を作り、
それでいていつも笑っていた。

きっと父親に気付いてもらいたかったんだろう。
父は私や母に暴力を振るうものの
姉には本当に無関心だったから。



愛の反対は憎しみではなくて、

「無関心」なのだとその頃気づいた。

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