泡沫夢幻


「雪みたいに生きていたいから。
雪って綺麗だけど、生きた証が残らなじゃない?
誰かの記憶には残るのに
でも手掛かりは記憶だけ。
それってかっこいいなぁって」


なんてね、と笑う彼女を見て、

『私ね、雪みたいに生きたいの』
いつかの女の子と重なった。


ああ、あれは彼女だったのか。


< 73 / 293 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop