狼の愛したお姫様
「喧嘩の腕も文句なし、姫那も惚れてるとなりゃあ…」
…嫌な予感がする。
「よし牙狼、皇華に来い!」
やっぱり…。
でも、僕は群れるつもりはないから。
「お断りします」
はっきりそう言うと、漫画によくある“ガーン”という効果音でもなりそうなくらい落ち込んだ。
「…っ!」
構えの体勢をとるのが遅れた。
鉄パイプかぁ……あたれば死ぬかな?
最後に目の前にいるのが男っていうのが気に食わないけど…。