同居人の一輝くんは、ちょっぴり不器用でちょっぴり危険⁉



「ちょ……ちょっと、なんでいきなりそんなことになるの⁉」


 私は、あまりにも突然のことで頭の中がパニックになっている。


「う~ん、いきなりではないんだけど……」


 ケロッとして言う、彩月。


「いきなり過ぎだよ‼ だって……だって、私の親と彩月の親御さんは、私と彩月が実家から離れて暮らす条件として、私と彩月が一緒に暮らすということでなんとか許してもらえたでしょ‼」


 それで私と彩月は、こうして実家から離れたところで一緒に暮らすことができているんだから‼


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