激愛~一途な御曹司は高嶺の花を娶りたい~
「花言葉はご存じですね。私もよく叱られるんです。でも、花を見ているとそのうち元気になって、また頑張ろうと気力が湧いてきます」
「ありがとうございます」
彼女はそっと目頭を押さえながら、再び会場内に入っていった。
「宝生さん、すごいんだな……」
またひとりになった私は、ぼそぼそつぶやく。
職業としている人が難しい通訳を代わりにこなせるなんて。
英会話の能力が高い上に、仕事の内容にも精通しているのだろう。
やはりこれほどの人が私とお見合いなんておかしい。
もう忘れなければ。
パーティは開始から二時間十五分後に終了した。
私たちフローリストはお客さまが帰ったあとの会場に入り、ホテルのスタッフと片づけを始める。
宝生さんは宮城グループの人たちとともにお客さまをお見送りに出たようだ。
「重森、持って帰る?」
「はい、いただきます」
西田さんに尋ねられて返事をする。
「ありがとうございます」
彼女はそっと目頭を押さえながら、再び会場内に入っていった。
「宝生さん、すごいんだな……」
またひとりになった私は、ぼそぼそつぶやく。
職業としている人が難しい通訳を代わりにこなせるなんて。
英会話の能力が高い上に、仕事の内容にも精通しているのだろう。
やはりこれほどの人が私とお見合いなんておかしい。
もう忘れなければ。
パーティは開始から二時間十五分後に終了した。
私たちフローリストはお客さまが帰ったあとの会場に入り、ホテルのスタッフと片づけを始める。
宝生さんは宮城グループの人たちとともにお客さまをお見送りに出たようだ。
「重森、持って帰る?」
「はい、いただきます」
西田さんに尋ねられて返事をする。