激愛~一途な御曹司は高嶺の花を娶りたい~
「けど、紬の強さを見て、俺も自分の信じた道を歩けばいいんだと思った。周りの目なんてどうでもいい。いくら悪口を叩かれても実力で見返せばいい。そう思ったら肩の力が抜けて、今仕事で俺を信頼してくれている人たちは、俺が後継ぎだからじゃなくて単純に腕を買ってくれているんだとようやく気づけた」

「当然ですよ。こんな努力の人が認められないわけありません」


きっとどれだけ努力してもまだ足りないと思っていたんだろうな。

粗探しばかりされては、誰でも自信が持てなくなる。


「ありがと。紬は俺の人生を明るくしてくれた。プレッシャーに押しつぶされそうだった俺を前向きに変えてくれた」


まさか、彼ほどの実力者がそんなふうに思っているとは。


「私は花が好きだっただけです。花が太一さんとの縁をつないでくれただけ」


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