激愛~一途な御曹司は高嶺の花を娶りたい~
「初めまして。フローリストの重森です。装花とブーケを担当させていただきます。よろしくお願いします」
同じように驚いた様子の彼は、私をじっと見つめたまま名刺を受け取る。
私は「失礼します」と声をかけてからふたりの向かいの席に座り、大きく息を吸い込んでから話し始めた。
「早速ですが、先日奥さまから希望される装花のイメージをお聞きしまして、スケッチを持ってまいりました」
冷静に!と自分に言い聞かせて言葉を紡ぐ。
新婦は早速スケッチを手にして熱心にのぞき込んでいる。
しかし正也さんはスケッチには目もくれず、私を凝視していた。
「ねぇ、正也さんも見て」
「おぉ」
新婦が彼に話を振ると、ようやく視線を外してくれた。
「フローリストは他にもおりますので、お気に召さないようでしたら交代しますよ」
自分から交代の提案をするなんて初めてだ。
同じように驚いた様子の彼は、私をじっと見つめたまま名刺を受け取る。
私は「失礼します」と声をかけてからふたりの向かいの席に座り、大きく息を吸い込んでから話し始めた。
「早速ですが、先日奥さまから希望される装花のイメージをお聞きしまして、スケッチを持ってまいりました」
冷静に!と自分に言い聞かせて言葉を紡ぐ。
新婦は早速スケッチを手にして熱心にのぞき込んでいる。
しかし正也さんはスケッチには目もくれず、私を凝視していた。
「ねぇ、正也さんも見て」
「おぉ」
新婦が彼に話を振ると、ようやく視線を外してくれた。
「フローリストは他にもおりますので、お気に召さないようでしたら交代しますよ」
自分から交代の提案をするなんて初めてだ。