激愛~一途な御曹司は高嶺の花を娶りたい~
「太一さん、このブーケ差し上げてもいいですか?」
「ん?」
車に乗り込む寸前に太一さんに尋ねると、彼は私の視線の先の彼女に気づいたようだ。
披露宴でのブーケは、装花に合わせて別のものを準備してもらっているので渡しても問題ない。
「誰?」
「生島さんです」
「そっか。もちろんいいよ。行っておいで」
すぐに事情を察した彼は、私の背中を押してくれた。
私が近づいていくと、由実さんは目を大きくして驚いている。
「来てくださったんですね」
「本日はおめでとうございます。ごめんなさい。こっそり見て帰るつもりだったのですが」
「いえ、うれしいです。これ、よかったらもらってください」
ブーケを差し出したものの、彼女は恐縮しきりで首を横に振っている。
「とんでもない。私なんかが……」
「このブーケが生島さまのところに行きたいと言っているんです。私、花と会話をするのが得意なんですよ」
「ん?」
車に乗り込む寸前に太一さんに尋ねると、彼は私の視線の先の彼女に気づいたようだ。
披露宴でのブーケは、装花に合わせて別のものを準備してもらっているので渡しても問題ない。
「誰?」
「生島さんです」
「そっか。もちろんいいよ。行っておいで」
すぐに事情を察した彼は、私の背中を押してくれた。
私が近づいていくと、由実さんは目を大きくして驚いている。
「来てくださったんですね」
「本日はおめでとうございます。ごめんなさい。こっそり見て帰るつもりだったのですが」
「いえ、うれしいです。これ、よかったらもらってください」
ブーケを差し出したものの、彼女は恐縮しきりで首を横に振っている。
「とんでもない。私なんかが……」
「このブーケが生島さまのところに行きたいと言っているんです。私、花と会話をするのが得意なんですよ」