激愛~一途な御曹司は高嶺の花を娶りたい~
「それで、もうひとつ仕事をお願いしたいのですが」
「はい」


高畑さんからの依頼は、宮城専務の副社長昇進が決まり、そのお披露目パーティを行うため、装花を担当してほしいということだった。


「もちろん、全力で頑張らせていただきます」


店長に許可を得なければならないが、ダメだと言われるわけがなくそう返事をした。


「ですが、ホテル『アルカンシエル』クラスになりますと、専属のフローリストを抱えているのではありませんか?」


会場は一流ホテル。
普通は生花店が入店していて、装花も担当しているはずだ。


「そうなんですが、専務も重森さんのフラワーアレンジのファンでたっての希望です。ホテルには許可を取ってありますのでご心配なく」


そういえば、宝生さんが私のアレンジを『宮城専務は大絶賛してる』と話していたっけ。
あれは本当だったんだ。


「責任重大ですね」

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