[短編]砂糖彼氏と塩彼女


喋らないってだけじゃただの無口だと思われるけど、会話は普通にできる。

ただ対応が塩。


ちなみに、朝口数が少ないのは「眠いから」らしい。


聞いたときは可愛すぎてきゅんとした。



そして、そんな彼女大好きの僕だけど


茶髪にハデ目な友達が多いことで、紗羅には始めチャラ男だと思われていたらしい。



実際自分でチャラいとは思っていなくて、茶髪は元からだし、毎日「可愛い」と言うのも紗羅にだけ。


今まで付き合った人は1人で、それも相手からの強引な告白に負けてしまったから。


これを彼女に暴露したときは、「かなり好感度が上がった」と言われて素直に嬉しかった。


< 2 / 21 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop