君といっしょに
結菜の抗がん剤の治療が終わったこともあって、久しぶりにたくさん眠れて目を覚めると
朝の5時だった。
仮眠室を出ると、病院の窓から
朝日が差し込んでくる。
少し心配だし、結菜の病室行こう……
薄明るい階段を上がり、
結菜の部屋に行くと、痛そうにふくらはぎを押さえている結菜……
俺は急いで結菜にかけよる。
「結菜っ、どうしたの?
足痛いの?」
大きな目から
涙を流している結菜に聞く。
「グスン……足、つった。
痛い……」
「……ちょっと足見せて
いつから痛いの?
こういうことって今日が初めて?」
「ヒック、20分……くらい前からずっと。
昨日もなったけど………
昨日はすぐ治った」
20分も前から!?
結菜の足を手に取る。
「痛いっ……… グスン ………やめて…」
「…………ごめん、すぐだから。」
できるだけ痛くならないよう、
あまり動かさないようにして見る。