君といっしょに

結菜side


「………結菜、………そろそろ起きて
遅刻するよ」


そっか………今日から学校か…

………それにしても眠い
陽翔の声はしっかり聞こえていたけど眠すぎてまだ瞼が開かない。

「………結菜、もう7時だよ」


まだ寝てたいよ………
けど、久しぶりの学校楽しみだから、
重たい瞼を開けて起きあがる。



「………おはよう」

「おはよう、
朝ごはんできているから
早く食べちゃいな」


「うん、ありがとう………
いつも…ごめんね」

本当は私が朝早く起きて作らなくちゃいけないのにな………

夏休みの間も体調が良いときは掃除や洗濯とかしてたけど、通院治療の副作用がくるといつも陽翔に任せてたからもうしわけない


「俺に気を使わないで良いよ

ごはん冷めちゃうから行こう」

頭をポンポン撫でてくれた。
おかげで少し目が覚めたし元気も出てきた。

「うんっ…ありがとう」

そう言って食卓に向かう











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