ほんの少しで届く距離
「よし、次に行こうぜ」

「うんっ!」


それから私たちは、やきそば、焼き鳥、かき氷、チョコバナナなどを食べた。


「さすがに腹いっぱいになったなー」

「そうだねー。でも、どれも全部美味しかった!」

「朱里。お前、小学生みたいな感想だなー」

「だってー、ホントに全部おいしかったんだもん。そういう黒炎君はどうなの?」

「全部ウマかった」

「ほら、黒炎君だって私と変わんない!

「はははっ」


そう言いながら、笑い合う私たち。


小さい頃に来た時は、まさか恋人同士になるなんて思いもしなかった。
だけど、幸せな時間がここにはちゃんとある。
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