海の向こうで
…素っ気ない。
「父さん、海華連れてきた」
と言って大西海は家のドアを開けた。
「海華!久しぶり!」
そこには、優しそうなおじさんが立っていた。
どうやらこの人が私の実の父親らしい。
「こんにちは」
私はぺこりと頭を下げる。
「海から聞いたか?俺と海華のお母さんが再婚するって」
その言葉に私はコクリと頷いた。
「でも何で今更…」
「ちょっと色々あったのよ」
と乱入してきたのはお母さん。
いたんだ…