本気になっても良いですか?
すぐさまお姫様抱っこをして車まで向かうがその間も風を切る様な呼吸音と酷い咳

蓮が鍵を開けてくれたから後部座席にお姫様抱っこのまま乗り込む

「大丈夫か?しっかりしろ?」
声を掛けるが勿論返事もなく徐々に意識が朦朧としてきてる様子が見られる

蓮「取り敢えず着くまでなるべく話し掛けて意識を保ってください」

「ああ...」
蓮に指示されるまま何度も紗愛に話し掛ける

その度にキツそうに瞼を開くと俺の手を力なく握り返してくる紗愛

蓮「病院には連絡してるんで、着いたらすぐに紗愛を連れてって下さい。俺は駐車場に停めにいくんで」

「ああ」

こうなるのは恐らく初めてではないと
心配しつつも冷静な蓮を見て感じた
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