オオカミ社長と蜜夜同居~獣な彼の激しい愛には逆らえない~
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数日後、開店時間前のクリエーニュのスタッフルームでは、紀美加と琴乃が佐和子を囲んで盛り上がっていた。テーブルの中心には、美紅が制作したアクセサリーがある。
佐和子の注文したものが自宅に届き、それを持ってきて披露していたのだ。二十品近くあったうちの半数くらいだろうか。
「わぁ、かわいい」
「どれも素敵ですね」
紀美加も琴乃もあれこれと手にとっては眺め、鏡の前でつけて試す。
「ほしいものがあったらどうぞ」
「え! いいんですか!?」
佐和子に言われたふたりはパッと顔を輝かせ、どれにしようかと悩みはじめた。
その輪に入らずにいる美紅に気づき、佐和子が不思議そうにする。
「美紅はいいの?」
「あ……うん」
「そう言わずに、ほら。これなんか美紅にぴったり」
佐和子はドロップ型のスーパーセブンのネックレスを手に取った。