思い出と未練と

忘れかけ

無事都内の大学に合格し入学する頃には

すっかり女子校をこじらせていて

スタートダッシュに遅れ

男子に慣れた頃にはすでにみんな友達になっていた。


そんな中裕稀がずっと言っていた関西の大学ではなく
関東の大学に進学したことを知った。


少しじわっと懐かしい感情が湧いた。


けれど連絡を取ることもなく思い出として酒の肴に懐かしむくらいだった。


夏休みに入ってすぐ

久しぶりにアメリカにいた人でプチ同窓会をしようみたいになった。


裕稀も一応メンバーには入っていた。

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